遅読家のためのための読書術から学んだフローリーティングの3つのポイント
著者の印南敦史さんは
「本を早く読める人」と
「本を遅くしか読めない人」がいるのではありません。
「熟読の束縛から自由な人」と
「本の読み方にとらわれている人」がいるだけなのです。
と言います。
読書が苦手な原因は小学校の頃の国語の授業だった
私は、小さな頃から読書が苦手で苦手で仕方がない子でした。
国語の授業の時に
「作者の言いたかった事を50文字で表しなさい」
と言う設問がいつもありました。
その時に私は思いました。
「作者の言いたい事を50文字で表すことができたら、作者がそうしてるんじゃないの?」って。
だから
今でも、私は国語が嫌いです。
そして、小学校の頃に習った「熟読」と言う
文字を一言一句丁寧に読み、正しく理解する。
「そもそも正しいって何よ?」
私はそう感じたんだから仕方ないんじゃない。
違った感じ方があってもいいんじゃない?
もう、こんな事を書けるのは、国語の授業から卒業したからであって。
もし、子供に
「作者の言いたい事を50文字以内でまとめなさい」
と言う質問があって
どう解いたらいいの?と言う質問をされたら
「学校の国語の問題を作った人がどんな風に答えて欲しいか、それを考えて。それは、あなたが感じた事と同じことではないの。
だって、それは、あくまでもテストだから。」と答えるでしょう。
フローリーティングの3つのポイント
作者の印南さんが伝える読書の3つのポイントは、
私が毎月開催している「読書会」でも同じような読み方を伝えています。
- 読書は苦痛なものじゃないよ。宝探しのようなワクワクする時間なんだ
小学校の頃に苦痛だと言う「体験」を刷り込まれた私は、読書が苦痛で仕方がないものでした。
でも、読書は、立ち向かって読むものでもない。
熟読だけが読書じゃない。
本の中にある、あなたにぴったりの「1行」を見つけ出す宝探しの時間なんだよ。 - 同じ時間に読む。読書予定を作っておくのもいい
いつでもやれることはいつでもやらない。
だからこそ読書をしよう!と決めた人は読書の時間をスケジューリングすることが大事。
印南さんは、朝起きた直後の10分でいいから試してみて!と伝えています。 - はじめにと目次の小見出しをチェックして
これは、私の意見ですが、本のタイトルは、出版社のプロ集団が勝手欲しくなるタイトルを熟考して決めているもの。
だから、本のタイトルを見た私たちは、その言葉に惑わされることはあって仕方がないことです。
作者の印南さんは
「はじめに」や「小見出し」「目次」を見て、そこで「読んで見たい!」と思ったら購入や読書を始めてもいい!
とおっしゃっています。
目次と小見出しだけでも学べるところは十分にあるし、それが流し込むという読み方、フローリーティングのコツです。