【ネタバレ】originals 誰もが「人と違うこと」ができる時代のビジネス本を読んでいたら、隣のおじいちゃんが(笑
ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 は、若くしてペンシルベニア大学の教授になったアダム・グラントさんと、フェイスブックCOO女性副社長のシェリル・サンドバーグさんが解説をしている1冊です。
先日、高校生を教えている先生がこんな一言を言いました。
「大人になったら、個性がないことに悩むのに、学生たちは、個性があることに悩んでいるのよ。親も彼女たち、彼らの個性を目立たせまいと、隠そうとするのよ」って。
・・・なんか、わかる。
私は高校生の時、制服に文句をつける気が無かったけど、みんなと同じなのがつまらなかった。
だから、部活はアーチェリー部という他にはない部活を選び、高校選びもみんなが行かない一番遠い高校を選んで、同級生が4人しかないところを選んだという変わった子でした。
- originals 誰もが「人と違うこと」ができる時代目次
- 人とは違うところを見つけた時には、相手を説得して自分の意見に引きづり込ませる方法はもう古い
- クライアントの行動を変えるには、メッセージの伝え方がポイント
originals 誰もが「人と違うこと」ができる時代目次
- 変化を生み出す「創造的破壊」
- 大胆に発想し、緻密に進める
- 無関心を情熱へ変える法
- 賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ
- 「誰と組むか」が勝敗を決める
- 「はみ出す人」こそ時代をつくる
- ダメになる組織、飛躍する組織
- どんな荒波もしなやかに乗りこなせ
人とは違うところを見つけた時には、相手を説得して自分の意見に引きづり込ませる方法はもう古い
さっき、このブログを書いている隣で、おじいちゃん2人がお孫さんの将来のことについて真剣に語り合っていました。
お孫さんは(と言っても、まだ中学生だよ!?)どうやら、医者はやめて薬剤師になりたいらしい。
でも、おじいちゃん友達は、「そんな風に将来を決めたらダメだよ、もっと違う世界を見せてやりなよ。それが君の責任だろ!?」と熱く語っているのです。
おじいちゃんは、そのお友達の話を聞いてはいたものの、右から左へとスルーしていたようでした。
今回、ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 の方法で言えば。
おじいちゃん友達は、必死に自分の考えを伝えておじいちゃんを説得する。
この方法よりも、
おじいちゃんの話を聞くこと。
そして、おじいちゃんがお孫さんにとってどんな価値観を持っているかを知ること。
これをまずしなくてはならないのでした。
そして、おじいちゃんの価値観とおじいちゃん友達の価値観の共通点を探して、結びつけるという方法をとったら良かったのです。
クライアントの行動を変えるには、メッセージの伝え方がポイント
今回、ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 に面白い実験がありました。
一つはこのメッセージ。
もう一つはこのメッセージ。
どっちが手を洗う人が多かったと思いますか?
答えは、前者。
自分の行動が、周りにどんな影響を及ぼしているかを説明した方が行動するという実験でした。
そこからわかる通り、
自分のことだけになると行動はしないのだけど、
自分のこと以外を考え、世界観を大きくすると、人は行動する確率が大きくなるのです。
私もこの文章はなぜ書いているのかというと、
自分がこの本の感想を書いて、1人でもいい。
ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 の本が積ん読になっている人が、興味を持って、もう一度この本を手に取ってもらいたい。
また、ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 の本を知らない人が、この本を知ることで新しい気づきと世界を知るという提案をさせてほしい。
そんな気持ちで今回の感想を書きました。
自分は人と違っていてそれでいいんだ。
そして
人も自分と違っていてそれでいいんだ。